技術者のCPD単位取得数と技能者の認定能力評価基準のレベルアップ数が評価されます。
技術者のCPD単位取得数
CPDとは?
CPDは技術者の継続教育を意味します。
教育プログラムや講習を共有化し、それらを受講した技術者などに対して、学習時間をCPD単位として付与する制度です。
CPD単位を取得するには?
建設関係の資格認定27団体が実施している教育プログラムや講習会等を受講することで、CPD単位を取得することができます。
技術者とは?
主任技術者又は監理技術者となるべき資格を有する者
1級又は2級の第一次試験に合格した者
(常勤の役員、個人事業主を含む)
常勤であること
審査基準日以前に6ヶ月を超える恒常的な雇用関係がある
雇用期間を特に限定することなく常時雇用されている者
技術者に関する評価の計算
①各技術者のCPD単位の計算
CPD単位数
技術者が審査基準日以前1年間に、CPD認定団体から認定されたCPD単位数
※複数の認定団体から認定を受けた場合、合算不可
※経審用に換算が必要
経審におけるCPD単位数
CPD認定団体から認定されたCPD単位 ÷ CPD認定団体ごとに告示別表18で掲げる数値 × 30
※上限30
※小数点以下の端数は切り捨て

例:29÷50×30=17.4 → 17(技術職員名簿に記載する数値)
公益社団法人空気調和・衛生工学会で1人の技術者が29単位取得
②平均CPD単位取得数の計算
①で計算したCDP単位数合計 ÷ 技術者の人数
例:98÷5=19.6
技術者の合計CPD単位数:98
技術者数:5
③②で計算した平均CPD単位取得数を表に当てはめて、数値を確認

例:表の18以上~21未満 → 6
④技術者に関する評価を算出
技術者数 ÷ ( 技術者数 + 技能者数 ) × ③で確認した数値
例:5÷(5+5)×6 → 3
技術者数:5
技能者数:5
②で算出した数値:6
※④で算出した数値は⑧で使用
技能者の認定能力評価基準のレベルアップ数
認定能力評価基準(レベル判定システム)とは?
建設キャリアアップシステム(CCUS)に蓄積された就業履歴や保有資格に基づき、技能者の技能・経験を客観的に評価し、4段階のレベル(格付け)に判定するための公式な統一基準です。
流れ
1.建設キャリアアップシステムに登録します。
2.「能力評価」は分野ごとの「能力評価実施団体」に申請します。(レベル1~4)
技能者とは?
審査基準日以前三年間に建設工事の施工に従事した者
・施工体制台帳の作成が義務付けられている工事に従事する者
・常勤であること(法人の役員及び個人の事業主を含む)
※建設工事の施工の管理のみに従事する者(監理技術者や主任技術者として管理に係る業務のみに従事する者)は除く
技術者に関する評価の計算
技能レベル向上者数
認定能力評価基準により受けた評価が、審査基準日以前3年間にレベルが1以上向上した技能者の合計数
認定能力基準による評価を受けていない場合はレベル1として審査
控除対象者数
審査基準日の3年前の日以前にレベル4の評価を受けていた者の合計数
⑤レベル向上者数の割合の計算
技能レベル向上者数 ÷ ( 技能者数 - 控除対象者数 )
例:1÷(5-0)=0.2 → 20%
技能レベル向上者数:1
技能者数:5
控除対象者数:0
⑥⑤で計算したレベル向上者数の割合を表に当てはめて、数値を確認

例:15%以上 → 10
⑦技術者に関する評価を算出
技能者数 ÷ ( 技術者数 + 技能者数 ) × ⑥で確認した数値
例:5÷(5+5)×10 → 5
技術者数:5
技能者数:5
※⑦で算出した数値は⑧で使用
技術者のCPD単位取得数+技能者の認定能力評価基準のレベルアップ数
⑧④⑦で計算した数値を合計し、表に当てはめて、評点を算出

例:3+5=8 → 8以上~9未満 → 8
Wで8点、Pで11点加点されます。


