
「公共工事の入札に参加したいけれど、経審(経営事項審査)って何から始めればいいの?」 「初めてで手続きの流れや必要書類がさっぱりわからない…」
建設業を営む中で、公共工事へのステップアップを考えたときに必ず通るのが「経審(経営事項審査)」です。しかし、専門用語が多く、手続きのステップも複雑なため、どこから手をつければいいか迷ってしまう方も少なくありません。
そこで今回は、初めて経審に挑戦する建設会社さまと、クライアントから初めて経審手続きを受任した行政書士の先生向けに、全体の流れから失敗しないためのポイントを解説します!
1. 初めての経審:まずは全体のスケジュール感を掴もう
まず頭に入れておきたいのは、「経審は申請してすぐに結果が出るわけではない」ということです。
書類の準備からスタートし、実際に手元に「総合評定値通知書(結果)」が届くまでには、トータルで約2ヶ月〜3ヶ月の期間がかかります。
入札に参加したい時期が決まっている場合は、そのタイミングから逆算して、余裕を持ったスケジュールで動くことが何よりも大切です。
2. 【ステップ別】経審を受けるための5つの手順
経審を受けるための具体的なプロセスは、大きく分けて以下の5つのステップに分かれています。
① 決算を迎えて確定申告を行う
まずは事業年度の締めくくり(決算)を行い、税務署へ確定申告を済ませます。この決算書の内容が、すべての審査のベースになります。
② 経営状況分析(Y)を申請する
ここが非常に重要なステップです!経審(本番)を申し込む前に、国が指定した登録機関に財務諸表を提出し、会社の経営状態を点数化してもらう必要があります。 ※この分析を行うのが、私たち「ネットコア」のような国土交通大臣登録機関です。
③ 行政庁へ決算変更届(事業年度終了届)を出す
許可を受けている都道府県(または地方整備局)に、事業年度が終わった報告として「決算変更届」を提出します。
④ 【本番】登録行政庁に経営事項審査(経審)を申し込む
経営状況分析の結果通知書や決算変更届の控えなど、必要な書類を揃えて、いよいよ本番の「経審」をお住まいの都道府県などの行政庁へ申し込みます。
⑤ 結果通知書(P点)が届く
審査が無事に終わると、約1ヶ月ほどで「総合評定値通知書」が届きます。これで入札参加資格への切符が手に入ります。

3. 初めての企業が特につまずきやすい「2つの壁」
初めて手続きを行う方が、特に「失敗しやすい・つまずきやすい」ポイントを2つにまとめました。
壁①:有効期限(1年7ヶ月)の罠
経審の有効期限は、「対象となる決算の審査基準日(決算日)から1年7ヶ月」と法律で決まっています。 つまり、毎年決算を迎えるたびに、この5つのステップを途切れなく回し続けなければ、途中で有効期限が切れてしまい、公共工事の入札に参加できなくなってしまいます。
壁②:必要書類の多さと不備
経審の申請には、確認資料として膨大な書類の提出を求められます。慣れないうちは書類の不備や、計算のズレで手続きがストップしてしまうことがよくあります。本番の行政庁への申請をスムーズに進めるためにも、前段階の「経営状況分析」をいかにミスなくスピーディーに終わらせるかが鍵になります。
4. まとめ:最初の経審をスムーズにパスするために
初めての経審は、聞き慣れない専門用語やタイトなスケジュール管理など、大きな労力とリスクが伴います。
慣れない手続きをスムーズに、かつ最短ルートで進めるためには、前段階である「経営状況分析」を申請する専門機関を上手に頼るのが一番の近道です。
国土交通大臣登録機関である「当センター(ネットコア)」では、初めて経審に挑戦する建設会社さまや、日々お忙しい行政書士の先生方に寄り添い、「正確」「スピード」「親切」の「3S」をモットーに経営状況分析審査を行っています。
「まずは何から準備すればいい?」「スケジュールが間に合うか不安」という方は、ぜひお気軽に当センターへご相談ください。皆さまの入札参加への第一歩を、全力でサポートさせていただきます!


